ノブオの転機
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こんばんは
武田ノブオです。
私の転機は高校3年の秋です。
高校生のころはただのわるがきんちょでした。
かってに学生寮に泊まったり
学校で寝泊まりして文化祭の準備したり
髪の毛は4回もブリーチして真っ白にしたり
家には何日も帰らないで
成績もそんなよくない
将来のこともろくに考えてないただの悪ガキ
そんな悪ガキのおいらも
高校3年の10月
文化祭が終わったあとに考え方が大きく変化したんよね
10月28日
28日は毎月友達と遊んでたから
家でご飯食べなさいって言ってきた母ちゃんを無視して
家でご飯を食べない！！
って言って母ちゃんと喧嘩しながら家を出たんよね
そしてお父ちゃんにいつものように車で駅まで送ってもらったんよね
んで、その日の夕方母ちゃんから4件も鬼電がかかってきてて
帰ってこいって電話だろなああ
めんどくせーーなあああ
って思いながら電話にでたわけよ
でもね
電話に出てみたら母ちゃん号泣してて何言ってるかわからんかったのよね
落ち着いてって何回も言って
よく話を聞いてみると
お父ちゃんが心筋梗塞で亡くなったって話だった
俺も泣きながら全力ダッシュで家に帰ったのを今でも覚えてる
電車の中でもずっと泣いてた
俺に家に帰ってきてほしいから
嘘ついて電話したんじゃないかって
のを期待してたんだけどね
でも家の前に警察のバイクが止まってるのをみて
現実なんだってすぐにわかった
そして家に入って
泣いてる母ちゃんみて
母ちゃんを抱きかかえながら俺も号泣したよ
お父ちゃんの部屋にいって父ちゃんが倒れてる姿をみて
また泣いた
その日の朝に父ちゃんに言われたことがあったんよね
母ちゃんと喧嘩して家出てきたからさ
「母ちゃんとうまくやっていけよなーー」
って
これが最後に言われた言葉
今の俺が母ちゃんとずーーっと仲良くやってこれてるわけじゃないんだけど
母ちゃんを大切にしないとなってずっと思ってる。
だって人って突然死ぬし
突然話ができなくなるんだから
話ができなくなってからいくら感謝しても遅いんやで
でもほとんどの人がそれに気づいてない
だからありがとうって思った瞬間にすぐに口にだした方がいい
あーーー
また他人の人生をより豊かにしちまったぜ
それではみなさん
じゃあナイト
